*開催レポート*前田義夫先生の「ディープな奈良!遊郭跡を辿る!スナップレッスン」 – PHOTO GARDEN
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*開催レポート*前田義夫先生の「ディープな奈良!遊郭跡を辿る!スナップレッスン」

  2022年9月29日  -  最終更新日  

2022.9.23

金魚で有名な大和郡山市には、奈良三大遊郭のうちの2つがありました。

こちらはそのうちの一つ、洞泉寺遊郭の中の「川本楼」

昭和33年まで遊郭だった木造3階建ての建物が「町屋物語館」として2018年から無料で一般公開されています。

今回は、写真家の前田義夫先生とこちらの遊郭跡でスナップ写真を撮影してきました。

今回は台風と雨男(笑)のパワーに負けて、本降りのスタート💦

まずは遊郭の前に、近くの源九郎稲荷神社へ立ち寄りました。

源義経がこちらの神様を信仰していて、戦の際に大変ご加護を受けられたことから、奥州に下る際にご自身のお名前「源九郎」を贈られたといわれています。

そんな由緒ある神社にお詣りしてから、雨の境内を撮影させていただきました。

この日はお彼岸の中日。

片隅にひっそりと咲く彼岸花が、雨に濡れて艶っぽく美しくて、これから行く遊郭に居た女性たちを思わせます。

ますます激しく降る雨の中、いよいよ旧遊郭の町屋物語館へ。

間口6間半もある木造の3階建て建築は、それだけで迫力があります。

係のお母さんたちに「雨の中ようこそ~」とあたたかく迎えていただき、早速中へ。

みなさん興味津々であっという間に広い館内に散らばって行かれました。

建物の真ん中には中庭があり、上から光と雨が降り注いでいます。

ここはGRでの撮影にもぴったりな被写体ですね!

前田先生はリコーさんでも講師されてるので教えてもらいやすい♪

窓からはお寺の立派な鬼瓦が見えました。

壁のくりぬきの模様だったり、装飾だったり、遊郭らしいデザインが随所にあって面白い!

こちらは特徴的なハートの猪の目窓。魔除けの意味があるそうですが、遊女たちは「桃尻窓」と呼んでいたそう。

三畳一間の窓辺に座ると、遊女の気持ちが想像できるかな。

ひと通り館内を見つくして、ちょっとお茶タイム。

こちらでは100円でコーヒーなどドリンクがいただけます。

撮影会中にお茶って・・このゆるさがPHOTO GARDENらしさ!?(笑)

案内係のみなさんが手作りされたお土産品

さて、休憩して集中力を取り戻したので、もうひと頑張り!

こんな感じで撮ったら作品になるよ

と教えてくださった先生に、「身長違うからそんなふうに撮れへん~」とクレーム(笑)

本当にどこを光と影が絵になるので飽きない場所でした。

やがて雨も上がり・・

お庭からの光がいい感じ♪

雨でも室内なのでしっかり撮影楽しめました♪

大和郡山、今まで意外と撮影に来ることがありませんでしたが、ほかにも金魚池があったり、お城があったり、歩き回ってみたら楽しそうです。

ご参加いただいたみなさま、前田先生、ありがとうございました!

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