*開催レポート*SHA.sha.PAKU vol.40「旧奈良監獄 最後の姿を撮りに行こう♪」
2017年7月16日
毎月恒例のカメラ女子会SHA.sha.PAKU vol.40「旧奈良監獄 最後の姿を撮りに行こう♪」開催しました。
今年3月末まで奈良少年刑務所として利用されていた施設が、
閉鎖後にホテルに生まれ変わることが決定し、五大監獄時代の姿を見ることができる最後のチャンスを撮りに行くことに。
貴重な機会なのに、一般公開されるのはたった一日限り!!
事前申込ができる枠も超人気!!ものすごい倍率の抽選だったそうで、当日かなりの混雑となることは予想していました。
が、前日、奈良きたまちの自治会に加入している人は事前登録により見学できることになっていて、
私も下見を兼ねて行ってきたところ、思ったほど混んでなくて、あ~そこまで人気じゃないのかな?
…と、ちょっとだけ安心して迎えた当日。
13時~17時まで自由見学時間と聞いていたのですが、
朝9時ごろから奈良市内大混雑!!
でも監獄のせいじゃないよね??と、いいように考えつつ
先にPAKUから。
今回のランチは近鉄奈良駅そばの東向商店街にあるオステリアユルリさんで。
パスタランチをいただきました♪ サラダ、パスタ、パンor土鍋ご飯、ドルチェ、ドリンクのセットでした。
通常のドルチェ(パンナコッタ)に追加料金で大好きな桃のコンポートがいただけるというので、つい追加(^-^;
優雅に美味しいランチをいただいてるうちに
SNSで監獄の混雑情報が次々と…
近鉄奈良駅前からバスで向かおうと
バス停に行くと…
えーーーーーー!!!!!
なんじゃこりゃーーーーー!!!!!
ここから混んでるのーーーーーー!!!!?
バス停の列は約200m(;・∀・)
タクシーに分乗することも考えてみたけど、タクシーも長蛇の列。
臨時バスも出ていたので、諦めて待ってたら、30分ほどで乗れました。
当然道路も渋滞。
乗車中、ツイッターを見せてもらったら「もしかして5時間待ちかも??」との情報。。
半信半疑、不安いっぱいで現地へ。
前日はスイスイと少年刑務所の門に行けたのに、
なが~~~い行列はレンガ造りの壁に沿ってどこまでも続いていて、
ついには裏のグラウンドへ!
グラウンド内では何重にもジグザグに列が続いていて
最後に外周をぐるっと回って外に出れるようになってました(;´Д`)
それでも16時半までに並んだ人は全員入れます!という職員の方のお話だったので
少しほっとしました。
監獄見学だから!と、囚人風にボーダーを着てきてくれた参加者さん多数!さすがです!(笑)
並び始めのこのころはまだ笑顔だったみなさんも、
炎天下で1時間並んだころには意識朦朧…
妊婦さんやご高齢の方もたくさんいらっしゃったのに
周りでは倒れた人がいなかったのが不思議。
ようやく外周をまわってグラウンドから脱出!!
あと少しだぁ~!!
3時間待ちと聞いていましたが、1時間半ほど並んでようやく入所!
面会所と差入所があるんだー
面会しないけど差入だけしたい人もいるのかな。
前庭の向こうの建物に入ります。
扉は二重になっていて、両方が同時に開くことがないよう、この視察窓で確認してから開けるそうです。
廊下の両側に続く独房。
分厚い扉の中は、扉と同じ幅しかない部屋。
トイレと洗面台と小窓がひとつ。
廊下の様子はほとんど見えない。
頑丈なカギで密閉されてる。
トンネルみたいになってるそれぞれがさっきの廊下。
2階建て構造、放射線状に独房が続く。
その中心に監視台。
作業場として使われていた場所。
柵の向こうに大仏殿の大屋根や若草山が見える。
ここから外の世界を思うこともあっただろうなぁ。
「新入調室」の明るさが逆にこわい。
医務室だけがやけにポップカラー
再び建物の外に出ると、
精神を病んで奇声を発したりする人が入れられた場所が。
狭い場所がほんとに苦手な私なら、即刻ここ行きだな。
庭の片隅に「自力更生」と彫られた石碑。
長い人生、心底償ってやり直していかれることを祈ってます。
暑い最中に並んで並んで
監獄見学ではいろいろと考えさせられることもあり
心身ともに疲れたでしょうに
カメラ女子たちは楽しそう♪
疲れたけど、みんなと一緒ならやっぱり楽しいですね♪
ご参加いただき、ありがとうございました!!
現地で偶然出会ったPHOTO GARDENの常連さんにごちそうになった植村牧場のソフトクリーム♪
生き返りました!!ありがとうございました!!
今朝の新聞によると
監獄に10,000人が押し寄せたそうですね。
まるでテーマパーク!!
どんなホテルに生まれ変わるか楽しみです。
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